1TBのSSDを購入しまして、ubuntu24.10にbitcoin-core のフルノードを立てることにしました。
snap store からGUIでインストールできます。コマンドラインなら、
$ sudo apt update && apt upgrade
$ sudo snap install bitcoin-core です。
ここで問題が発生しました。snap store のアイコンからビットコインコアが起動できませんでした。それで実行ファイルを探してみることにしました。
$ cd /snap/bitcoin-core/current/bin
$ ./bitcoin-qt はい、これで起動できました。アイコンのプロパティ設定がうまく行ってないようです。
2025年1月現在で、ビットコインのブロックチェーンの大きさは610GBに到達しているようです。増設した960GBのSSDはビットコイン専用となってしまいます。
Initial Block Download は丸2日掛かるようです。終わったらbitcoin-cli に遊んでもらう予定です。
https://developer.bitcoin.org/reference/rpc/getrawtransaction.html
getrawtransaction というコマンドは、フルノードであればtxidだけでop_return文字列を取り出せる仕様になっているようです。フルノードじゃないとblock_hashも指定しないとブロック中のtxidを読み込むことはできません。
bitcoin.conf の内容
mainnet=1 # mainnetを利用する
txindex=1 # indexを作成して全てのトランザクションIDを参照可能にする
indexが終わったかどうかは、コンソールから、getindexinfo txindex で確認できます。index を作成するだけで1日程度かかるようです。txindexを作成すると、SSDの容量は残り100GB程度になってしまいました。ブロックチェーン本体とインデックスで、SSDを800GBも占有してしまうのです。ブロックは毎日増加しますから、あと1年で1TBのSSDが埋まってしまいます。これからフルノードを立てる人は2TBを買うと良いでしょう。
はいそれで、txindex が完了しました。”synced” : true となれば出来ています。
https://mempool.space/ja/tx/8d5e919f8e80a9bfabc2fcb5cad8d37b61efcb46fc0b0650c46334a680852f15
このトランザクションを呼び出してみました。
ちょっと細かくて見えにくいですが、txid から、json 形式のトランザクション詳細を取得できました。このOP_RETURNでは、the sense of God’s mercies was so great on my mind when I awoke という文字列が埋め込まれています。
これがmempool.space などのブロックチェーンエクスプローラーで表示されている情報と同じなんですね。ブロックチェーンエクスプローラーなんて沢山あるけど、自分自身のノードで、「誰の力も借りず、自力で」表示している、というのが味噌ですね。自分の手で、直接ブロックチェーンを触っている、ということです。そしてもちろん、ビットコインを動かしているネットワークの一員になっていますから、「自分がビットコインを動かしている」つまり、「私はビットコインである」と言っても過言ではありません。
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