OP_RETURNのやりかた

coinb.in top page

OP_RETURNで文字列を書き込む方法は様々ありますが、管理人が実践した方法(レシピ)を記載します。

自分で送信するのは面倒だという方はココナラの出品ページまたはメルカリのプロフィールページからご相談下さい。

1、https://coinb.in/ にアクセスする。自宅PCに、https://github.com/OutCast3k/coinbin/archive/master.zipをダウンロードして展開してindex.html を開くのもお勧めです。

2、https://coinb.in/#newSegWit から、ビットコインアドレスの取得とペーパーウォレットの印刷を行う。

3、ペーパーウォレットのアドレスに対してビットコインを送金する。一番最初は練習のために少額で、たとえば、0.0001btc(10000satoshi, 2021年2月時点で約500円相当) などを送金します。

4、書き込みしたいascii文字列を16進数HEX文字列に変換する。ubuntuもしくはwslのコマンドラインから次のコマンドを実行すれば変換できます。UTF8で漢字も送信できますが、世界中の人々に通じるようにascii文字列で送信しましょう。

※ascii to hex 変換
$ echo -n “ascii-string” | xxd -p -c 160

※hex to ascii 変換
$ echo “hex-string” | xxd -p -r

5、手数料参照サイトを利用して送金手数料を研究する。1vbyteあたりの送金手数料をビットコインの最小単位satoshiで見積もりする。

https://statoshi.info/d/000000017/fee-estimates

https://mempool.space/ja/

上記サイトのblock1000というのは「1000ブロック以内に書き込みされる見込み」という意味です。10分で1ブロックですから1000ブロックは約1週間です。2021年2月時点で1vbyteあたり10satoshi程度で書き込みできます。

6、https://coinb.in/#newTransaction で生トランザクションを作成する。一番上のテキストボックスにペーパーウォレットのアドレスを入力し”load”ボタンをクリックしてください。

Advanced options をクリックして、Null Data by using OP_RETURNの項目にチェックを入れる。

Null Data (80 byte limit, 40 bytes recommended)
Allow data to be sent within the transaction and stored in the blockchain by using OP_RETURN.

出力アドレスの1個目は、おつりアドレス。10000satoshiが入っていたアドレスから送金するのであれば、8000satoshi=0.00008btcをamount の欄に記載します。出力アドレスの2個目は、書き込みする文字列のHEX値を記載します。送金量amountはゼロにします。

submitボタンを押してトランザクションの生データを取得します。

7、作成したトランザクションと、ペーパーウォレットの秘密鍵private key を、https://coinb.in/#sign に入力して、署名済みトランザクションを生成し、カットアンドペーストでクリップボードに取得します。

8、署名した生トランザクションを、https://coinb.in/#verify で確認します。

9、取得した署名済みトランザクションを、https://coinb.in/#broadcast に入力して、submit ボタンを押して送信 broadcast します。自宅PCで、bitcoin coreを運用している場合は、ノードウインドウから sendrawtransaction コマンドで送信します。自宅でフルノードを運用する場合はbitcoin.orgからダウンロードして下さい。

10、ブロックチェーン確認サイトでトランザクションがブロックチェーンに組み込まれることを確認する。

https://chainflyer.bitflyer.jp/

https://live.blockcypher.com/btc/

https://blockchair.com/

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です