2024年のop_return送信料金を振り返ってみたいと思います。上記画像はメモリプールの送信料金グラフです。1番下の赤い帯が1satoshi/vbyteで、その上の紫が2satoshi/vbyteです。まあ実際には、1.99satoshiでも赤ですし、2.99satoshiでも紫で御座います。今年の7月1日は、8satoshi/vbyteで始まりました。今年前半は全て8satoshi以上の料金だったのです。
ordinal祭り
まずこれ、taproot実装から突然始まったordinal NFT祭りです。タップルートのバグなのか仕様なのか分かりませんが、ビットコインのブロックチェーンに無限にデータを保存(inscription)することができるようになってしまいました。それで、皆が好き勝手に書き込みしまくった結果1月から2月まで、20satoshi/vbyteを超えるような狂乱価格となってしまいました。特に1月は50satoshi/vbyteを常に超えてて怖かったです。管理人もordinalを使って画像を保存する魅力を感じましたが、やはり、特別なソフトが無くても、誰でも何時でも確認できるascii文字列を書き込みするop_returnが良いという結論になりました。taprootのヴァージョンアップで書き込み可能データ量が制限される可能性もあるでしょう。
20240424半減期
そしてやっぱり半減期ですね。ビットコインの価格が上がるのですから、送信料金も上がってしまうのは致し方ありません。150satoshi/vbyteの時期もありました。嵐が吹き荒れている時は逆らうよりも、静かに待つのが得策です。「待てば海路の日和あり」というやつですね。
夏枯れ相場
でも、毎年繰り返すアノマリーは強いですね。夏休みになったら、バケーションに出掛けるからビットコインも関係なくなるのでしょうか。やっぱり夏枯れ相場はやってきました。9月には2satoshi/vbyteを切る時期も到来しました。
10万ドル突破
日本円でいうと1500万円突破が11月下旬にありましたね。勿論ガス代も高騰するのですが2~3日以内には4satoshi/vbyteで取り込まれる感じでした。
まとめ
管理人はこの1年何度もop_returnを送信しましたが、どんなに高騰していても、20satoshi/vbyteで送信すれば2か月以内に承認されるということは学びました。また、半年単位で待てば、2satoshi/vbyteでも余裕で送信できるということも学びました。バランスが良いのが4satoshi/vbyte 程度でしょうか。普通のop_returnであれば800satoshi程度の手数料で80文字までの碑文を書き込むことができます。
※参考記事
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