VerusHashでも掘れ!

Screenshot of www.nicehash.com

nicehashで新しいアルゴリズム verushash の受け入れが始まったと聞いて試しに掘ってみました。ウイルスvirusじゃなくてヴェルスverus(ラテン語で真実という意味)です。採掘者は、2022/9/23時点で72名でした。ちょっと少ないですね。

Screenshot of www.nicehash.com

掘り方は、こちらのブログ記事で調べました。nanominer というソフトをgithub からダウンロードします。

https://github.com/nanopool/nanominer/releases

ウイルスチェックの例外ファイルの設定をしてから、config.ini ファイルを編集して実行します。

はい、1日45satoshiのペースで掘れました。ラズパイの約4倍です。

randomx と verushash の採掘効率比較

では、randomxmoneroだとどれくらいでしょうか。同じCPU i7-2600K(4core 3.4GHz) で掘ってみました。4コアのうち3コア使う設定です。

ということで、randomxmonero の方が倍以上効率が良いですね。これではverushashには人気が集まりません。randomxmoneroの採掘者数52420名に対してverushash 72名という採掘状況は採掘効率を反映しているのかも知れません。

でも、世の中何があるか分かりません。突然 veruscoin の人気が暴騰するかもしれないのです。

Screenshot of verus.io

verus プロジェクトは、プルーフオブワーク(計算競走)とプルーフオブステーク(多数決方式)のハイブリッド方式で、パブリックブロックチェーン・アズ・ア・サービス(PBaaS)を提供することを目的に運営されているようです。POWとPOSを併用するのは、権力の集中を防止するためです。計算力だけでも保有コイン量だけでも、ブロックチェーンの更新権限を独占できませんよ、という趣旨です。

この作戦を見ると、イーサリアムがPOSだけにしてしまったのは失敗だったかもしれないなあと思ってしまいます。誰でも特定の誰かに依存すること無く安全なブロックチェーンを利用できる世界を企図しているのです。

権力の独占を防止するという方針を見て、ロシアとか中国を思い出してしまいます。decentralize 非集中・分散化、というのは、あらゆる事項に波及していくでしょう。これが21世紀のひとつのトレンドなんですね。川は低きに流れる、誰も止められない流れじゃないでしょうか。

verusコイン暴騰に備えて、いつでも採掘できるように準備しておく必要があるでしょう。


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