今まで、メモリプールに送信したトランザクションがなかなか承認されない場合に、coinb.in で手数料を増額したトランザクション、つまりReplace by fee RBFトランザクションを作ろうとしても、UTXO入力トランザクションとして、メモリプール内の未承認トランザクションへの支出を含んだものが取り込まれてしまい作成できませんでした。
これはcoinb.in の仕様だと思うので責められませんが、メモリプールに未承認トランザクションが入っている場合は、RBFトランザクションを作ることができず、未承認UTXO出力を用いた2階建てトランザクション(CPFP, Child Pays For Parent) を作成するしかありませんでした。
しかし、今回は、BRC20による手数料の高騰により、たまたま1satoshi/vbyteのトランザクションがメモリプールから削除されていたようで、RBFトランザクションの作成に成功しました。
手数料を1.01satoshi/vbyte から、6.34satoshi/vbyte に増額して、1042satoshiの手数料のトランザクションを作成し、送信したところ、すぐに承認されました!
今後coinb.in でRBFトランザクションを作成する場合は、「トランザクションを送信する前に」、2通りの手数料で署名済みトランザクションを作成しておき、1本目のトランザクションがなかなか通らなさそうな場合に、増額した2本目を送信すれば宜しいかと思います!1本目よりも2本目の手数料が高ければ、自動的にメモリプール内のトランザクションが置き換わります。これを悪用したのがdouble-spend-attackですね。
2023年8月、トランザクションの下限は6.1satoshi/vbyte 程度になっております。60文字程度のopreturn トランザクションであれば、約1000satoshiの手数料となります。1btc 400万円であれば、40円の送信手数料ということいになります。40円掛けてでも、世の中に残したい文字列、そういう文字列を探して送信して参りたいと思います。
今回の文字列は、
Mao Fujita:Mozart The Complete Piano Sonatas
はい、世界中の人に聞いてほしいですね、藤田真央さんのモーツァルト!
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