OP_RETURN報告

自薦他薦を問わず OP_RETURN記録の報告をして相互に鑑賞致しましょう。手動承認により掲載されないことがありますので御了承下さい。

コメント

“OP_RETURN報告” への74件のフィードバック

  1. admin

    Remember Tulipomania, Mississippi Bubble, South Sea Bubble

    https://mempool.space/ja/tx/836eb843624e7537ddc72e11de357fad28dd4e2e837dfe96522a881941b2889c

    資本主義の市場経済が始まってから、人類はバブル経済と崩壊を繰り返してきました。それは2008年のリーマンショックだけでなく、もっと大規模なバブル崩壊が沢山起きていたのです。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%96%E3%83%AB

    17世紀オランダのチューリップバブルはチューリップの球根1個に5ヘクタールの土地の値が付いたという記録も残っています。これは世界初のバブルと言われています。チューリップの価値が暴騰するという分かりやすい熱狂経済です。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%94%E8%A8%88%E7%94%BB

    18世紀アメリカのミシシッピバブルは、ミシシッピ川周辺の開発会社の株価が40倍に暴騰し、最後には会社倒産により株式が紙屑同然となって終わっています。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%B5%B7%E6%B3%A1%E6%B2%AB%E4%BA%8B%E4%BB%B6

    18世紀イギリスの南海泡沫事件は、南海貿易を行う南海会社の株式が半年で10倍に暴騰しましたが、2か月後に暴落し、株式市場全般の株式が暴落するという、現代のバブルと同じ現象を引き起こしました。この時に報道されたバブルという言葉が現代のバブル経済という言葉の語源になっています。

    現代でも、1989年の平成バブルや2000年のITバブルや、2008年のサブプライムバブルなど、約10年周期でバブルの発生と崩壊を繰り返しています。これはもう人類に運命づけられた宿命のようなものかもしれません。バブルを正しく認識し、崩壊の痛手を避けることは、自分自身や家族や職場の人々の幸福に欠かせないことになります。特に政治家や管理職や経営者の人々には肝に銘じて頂きたいことになります。

    普通の一般人がバブル経済の危険を察知する方法は2つあります。

    (1)バフェット指数をチェックする

    https://www.gurufocus.com/stock-market-valuations.php

    バフェット指数は株式市場の時価総額Total Market Cap をGDPで割り算したものになります。要するに株式市場の時価総額がGDPを超えるのはオカシイ、という基準です。つい最近まで、それが200パーセントに迫っていたのですから驚くしかありません。今現在でも150パーセントになっています。この計算式を伝説の投資家ウォーレン・バフェットさんが発明したのです。

    (2)イールドカーブ

    イールドカーブは公定利率の満期ごとの利率を並べたグラフです。例えば1年国債を購入して、1年後に国債に再投資すれば複利になるので、3年国債や5年国債や10年国債は、償還期間が延びるにしたがって利率が高くなるのが本来の姿になります。左側に短期国債、右側に長期国債の利率をグラフ化すれば、イールドカーブは右肩あがりの形になります。

    https://www.gurufocus.com/yield_curve.php

    イールドカーブが右肩あがりじゃなくて、平らになっていたり、左肩あがり(逆イールド)になっていたら、それは短期国債に人気が無く、みんなが株式を購入しているということを意味し、景気の過熱を意味します。過去のバブル崩壊を調べると、逆イールドが発生し、これが約1年~2年後に解消して順イールドに戻った頃に大暴落が発生することが多いようです。2022年11月現在は逆イールド発生中なので、今すぐ崩壊は起きないと思われますが、これが解消したときが最も恐ろしいことになります。「鬼より怖い逆イールド」という相場格言がありますが、本当は、「鬼より怖い逆イールド解消」なのです!

    ※参考書籍
    ジョン・ケネス・ガルブレイス、[新版]バブルの物語 Kindle版

  2. admin

    Kenji Miyazawa:Ame ni mo makezu / The Morning of Eternal Parting

    https://mempool.space/ja/tx/2abda93fe02c117b8b3135e8cd1f654b580b5d473b2dee19c5aec97fb08e183f

    宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」、「永訣の朝」です。

    https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/45630_23908.html
    雨ニモマケズ
    風ニモマケズ
    雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
    丈夫ナカラダヲモチ
    慾ハナク
    決シテ瞋ラズ
    イツモシヅカニワラッテヰル
    一日ニ玄米四合ト
    味噌ト少シノ野菜ヲタベ
    アラユルコトヲ
    ジブンヲカンジョウニ入レズニ
    ヨクミキキシワカリ
    ソシテワスレズ
    野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
    小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
    東ニ病気ノコドモアレバ
    行ッテ看病シテヤリ
    西ニツカレタ母アレバ
    行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
    南ニ死ニサウナ人アレバ
    行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
    北ニケンクヮヤソショウガアレバ
    ツマラナイカラヤメロトイヒ
    ヒドリノトキハナミダヲナガシ
    サムサノナツハオロオロアルキ
    ミンナニデクノボートヨバレ
    ホメラレモセズ
    クニモサレズ
    サウイフモノニ
    ワタシハナリタイ

    南無無辺行菩薩
    南無上行菩薩
    南無多宝如来
    南無妙法蓮華経
    南無釈迦牟尼仏
    南無浄行菩薩
    南無安立行菩薩


    https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/1058_15403.html

    永訣の朝

    けふのうちに
    とほくへいつてしまふわたくしのいもうとよ
    みぞれがふつておもてはへんにあかるいのだ
       (あめゆじゆとてちてけんじや)
    うすあかくいつそう陰惨いんざんな雲から
    みぞれはびちよびちよふつてくる
       (あめゆじゆとてちてけんじや)
    青い蓴菜じゆんさいのもやうのついた
    これらふたつのかけた陶椀たうわんに
    おまへがたべるあめゆきをとらうとして
    わたくしはまがつたてつぱうだまのやうに
    このくらいみぞれのなかに飛びだした
       (あめゆじゆとてちてけんじや)
    蒼鉛さうえんいろの暗い雲から
    みぞれはびちよびちよ沈んでくる
    ああとし子
    死ぬといふいまごろになつて
    わたくしをいつしやうあかるくするために
    こんなさつぱりした雪のひとわんを
    おまへはわたくしにたのんだのだ
    ありがたうわたくしのけなげないもうとよ
    わたくしもまつすぐにすすんでいくから
       (あめゆじゆとてちてけんじや)
    はげしいはげしい熱やあへぎのあひだから
    おまへはわたくしにたのんだのだ
     銀河や太陽 気圏などとよばれたせかいの
    そらからおちた雪のさいごのひとわんを……
    ……ふたきれのみかげせきざいに
    みぞれはさびしくたまつてゐる
    わたくしはそのうへにあぶなくたち
    雪と水とのまつしろな二相系にさうけいをたもち
    すきとほるつめたい雫にみちた
    このつややかな松のえだから
    わたくしのやさしいいもうとの
    さいごのたべものをもらつていかう
    わたしたちがいつしよにそだつてきたあひだ
    みなれたちやわんのこの藍のもやうにも
    もうけふおまへはわかれてしまふ
    (Ora Orade Shitori egumo)
    ほんたうにけふおまへはわかれてしまふ
    あああのとざされた病室の
    くらいびやうぶやかやのなかに
    やさしくあをじろく燃えてゐる
    わたくしのけなげないもうとよ
    この雪はどこをえらばうにも
    あんまりどこもまつしろなのだ
    あんなおそろしいみだれたそらから
    このうつくしい雪がきたのだ
       (うまれでくるたて
        こんどはこたにわりやのごとばかりで
        くるしまなあよにうまれてくる)
    おまへがたべるこのふたわんのゆきに
    わたくしはいまこころからいのる
    どうかこれが天上のアイスクリームになつて
    おまへとみんなとに聖い資糧をもたらすやうに
    わたくしのすべてのさいはひをかけてねがふ

    —–
    「雨ニモ負ケズ」は、「ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイフモノニ ワタシハナリタイ」というところが感動します。勿論、そうはなり切れないのです。でも、そうなりたい。そういう美しい気持ちなんですね。最後の仏典の唱え文は蛇足に思いました。そんなの無くても良いんです。

    「永訣の朝」は、妹のとし子さんが24歳で亡くなってしまった日の事を思い返している詩です。「あめゆじゆとてちてけんじや」と「Ora Orade Shitori egumo おらおらでひとり行くも」が胸を打ちます。可哀そうな妹の来世の幸福を願う兄のいちずな気持ちです。

    宮沢賢治さん自身も37歳で肺病で亡くなってしまいます。彼の人生は大変なものでしたが、苦しみながら残した詩歌に現代の我々は心を打たれます。日本語なので難しいですけど、世界中の人に知ってもらいたいと思ってopreturnで書き込みしてみました。

  3. admin

    The Animals: Selected Poems by Michio Mado

    https://mempool.space/ja/tx/8cd732b125d6708187c942bf43849ab75367f6903548074586143a9865fc1300

    まどみちおさんの「ぞうさん」が収録された英訳詩集です。安野光雅さんの挿絵で、美智子皇后が訳されました。

    https://en.wikipedia.org/wiki/Michio_Mado

    動物に対するやさしいまなざし、金子みすゞさんに通底するものがあります。動物にやさしくするのですから、当然、人間にもやさしくなりますね。世界全体に対する優しいまなざしを得ることになります。それは自分自身にも優しい心持ちということになります。なんというリラックスでしょう。

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